今、永田町がある騒動に巻き込まれている。いわゆる「ホリエモン騒動」である。
事の発端は、16日の衆院予算委員会で民主党永田議員が取り上げた内容である。ライブドアの堀江貴文前社長が武部自民党幹事長の次男への3000万円の送金を指示したとするメールのことで国会が空転した状況だ。
今国会で野党民主党は、耐震偽造問題・輸入牛肉問題・ライブドア事件・防衛施設庁談合事件の4点セットを追及する姿勢でいた。
永田議員のこの問題で国会は空転。22日の党首討論で前原代表がこの問題を討論したのが後半9分で時間切れであと味の悪いものになった。永田議員はどこへ行ったかわからずで病院に消え、しばらく休養と報じられる。自分が悪いことをして逃げている議員と同じように見える。
民主党自体の問題に発展し、執行部の責任問題にもなってきている。小泉政権を倒す切り札で望んだもののホンモノかニセモノでどちらに転ぶかわからない。
永田議員の過去の行動でいろいろ報じられている。その中で松浪健四郎先生が2000年11月の森内閣不信任案決議で反対討論中にコップの水をまいた時に水がかかった議員が永田議員であったためにあのシーンがよく映る。
永田議員の行動を見ると幼稚っぽく見える。あの堀江メールが信憑性のあるものかわからないが根拠のあった上での議論をして頂きたい。
野党民主党がこんな状況では野党がだらしないように見える。