久しぶりに国会中継を聴いた。
麻生首相の施政方針演説に対する各党の代表質問が行われている。
今回注目なのが、田中真紀子衆院議員のものである。
この日のテレビ欄を見て、質問者を見ると
鳩山由紀夫、細田博之、田中真紀子
の3氏だった。鳩山と細田両氏は、所属する政党の幹事長職にある方だ。
真紀子氏は、無所属議員で国会の会派として「民主党・無所属クラブ」に属しているだけである。
1月30日付の朝日新聞の社説の一つに「代表質問―民主党の顔はどうした」だった。
確かに民主党の顔は小沢一郎代表で、街で見かけるポスターも小沢氏だ。
表舞台の国会論戦で登場するのはあまり聞かない、それより選挙対応で「○○市で会見し・・・」という記事のほうが多い。
見ていると、まだ裏でいろいろやっている感がある。
真紀子氏に対しては、「民主党が二番手の質問者に田中真紀子氏を立てたことにも異議がある。 田中氏は民主党の会派に入ってはいるが、無所属の議員だ。民主党の主張を訴える『顔』とは言いにくい。」と書いている。
「政権奪取だ!」と言っているようだが、果たして大丈夫かと疑いたくなる。仮に政権を獲ったとしても決して一枚岩でないので長続きはしないと思う。