今度の参議院議員選挙は7月22日に行われる予定でした。
国会の会期延長で1週間遅れの29日になりました。
選挙前で法案を通したい気持ちはわかりますが、そこまで無理をしなくてもいいと思います。今回出馬する人・それに関係する人等は周囲に影響しています。
それと気になったのが各党から立候補者です。
最近、タレント・著名人の立候補宣言が目立ちます。比例区の制度が変わった2001年以降各党とも目玉候補として起用しています。
確かに参議院は、タレント・著名人の方の割合が高いです。
タレントや著名人の方が議員になることが悪いわけではありません。優秀な方もいますし、その道に精通しているので自分の持っている力を発揮してくれれば問題ありません。目玉候補だけに使われて、6年後に捨てられる様な扱いは駄目です。
もう1点が衆議院議員を経験した方が多いことです。これが現行制度の悪い点かと思います。衆議院議員だと小選挙区で大体10万票近くが集めることができます。
一度議員を経験をすると「議員になりたい病」が発症するのでしょうか?
落選すれば別院に鞍替えするのでなく次の選挙でチャレンジすればいいのです。
この状況が進んでしまうと参院のチェック機能が働かなくなります。
参院不要論・衆院のカーボンコピーなどと言われてしまいます。
改めて二院制の意味を考えるべきだと思います。
有権者は、賢い選択が必要です。