約2年ぶりに救命救急講習を受講しました。
最近、AEDという言葉をよく耳にします。
2004年7月1日より、非医療従事者(一般市民)においても、AEDの使用が一定の条件の下で認められ、これまでの心肺蘇生法にAEDが加わりました。
AEDが近くにあればの話ですので、ない場合はこれまでの心肺蘇生法だけになります。
2年前と変わったのが、人工呼吸と心臓マッサージを1セットで行う回数でした。胸骨圧迫心臓マッサージ30回毎に人工呼吸を2回となり、胸骨圧迫心臓マッサージの回数が倍となっていました。
講習では、人形で行います。
人が倒れ救命救急を行うのです。
「もしもし もしもし 大丈夫ですか?」
(呼んでも返答がなく、息をしている気配もありません)
「そこのあなた、人が倒れていますので119番をお願いします。連絡したら戻って来て下さい。そして、そこの人AEDを持って来て下さい」
と依頼します。
隣のグループで「(前略)そこの人自動体外式除細動器を持って来て下さい」
と言ったのです。
自動体外式除細動器がAEDを日本語で言うとこうなるのです。
じゃあ、英語ではAutomated External Defibrillatorとなり、それぞれの頭文字をとって言っているのです。
「Automated External Defibrillatorを持ってきて!」と叫ばないですね。
「日本語による蘇生法手順」として以下の様な覚え方があるので紹介したいと思う。
あ; 顎あげて (気道確保)
い; 息吹き込んで (人工呼吸)
う; 動かそう (心臓マッサージ)
え; AEDと (除細動)
お; 応援も (介助者の確保、救急隊への通報など)