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それぞれの9.11

唐突ですが…。
「今日は9月11日。皆さんは何を思い出しますか?」

■アメリカ同時多発テロ事件(2001年)

タイガースの試合が終わり、暫くしてからの出来事だったと思う。
まさか飛行機が世界貿易センタービルに激突するという信じられない状況だった。映画などで見るシーンが現実になってしまったことだ。
20世紀から世界の主導権をとったといってもいいアメリカが攻撃されたという衝撃があった。
そこから人類はテロとの戦いが始まったと言ってもよい。
その影響でサミット・オリンピックにしても警戒が厳しくなった。

この事件の首謀者といわれている人物は、今だに捕まっていない。
アフガニスタン侵略も起ったが、こちらも進展していない。
そのブッシュ政権も終焉を迎えており、大統領選挙が過熱していると連日報道されている。

アメリカ大統領選挙の話題と比べ、我が国は首相が椅子を投げ出し3年連続この時期に新しい首相が選出される事態となっている。
総理の椅子は軽いものかと改めて国民に示すことになった。
小泉純一郎はどれだけ長かったことがわかる。

今回の自民党総裁選挙は、次期総選挙の顔としての戦いとなっている。
立候補した5人を並べて「麻原野茂子」という語呂あわせも登場した。
民主党代表選挙は、小沢氏の無投票という結果で面白くない。
「民主党は、まだ小沢さんに頼るのですか」と言いたい。
自民党は、かつての総裁選挙と違う。
「三角大福中」の時代は、派閥の領袖が総裁選挙に出て争っていた。派閥単位で戦い結束があった。今は派閥の拘束力が弱まっている。各候補の推薦人をみると派閥横断的になっている。前回の総選挙で当選した小泉チルドレンが多いのも影響していると思う。
麻生氏を除き、派閥の領袖でない方が候補になっている。党三役や主要閣僚を経験した暁に総理総裁というパターンも崩れている。

■第44回衆議院議員選挙(2005年)

この衆議院議員選挙は、はっきりしていた。
「郵政民営化は、“賛成”か“反対”」だった。
郵政民営化法案が、参院で否決され小泉首相は「解散」を決断した。
反対した議員に、いわゆる刺客をぶつけるという戦法をとった。
蓋をあけると、自民党296議席という大勝だった。
選挙速報をみると、自民党に次から次へとバラの花がつく状況。そのおかげで今まで聞いたことないような人が増えた。
民主党は、大物が小選挙区で落選し比例区でも復活できない状況だった。


■橋本第2次改造内閣発足(1997年)

この改造内閣ではロッキード事件有罪を受けた佐藤孝行氏が総務庁長官を起用。世論の激しい批判を受け12日間で辞任。改造の日、自宅から出てくるところを記者の質問に「今日の空と同じだ」と答えたのを未だに覚えている。
これが影響したかどうかわからないが翌年の参議院選挙で自民党は敗北していまう。橋本さんには長く首相を務めてほしいと期待したのに残念でした。

■プロ野球最長時間試合(1992年)

阪神vsヤクルト18回戦の9回裏に事件が起こった。
八木の左中間へ上がった大飛球を審判は「ホームラン」と判定。
このホームランがサヨナラで試合が終わるはずだった。
ところがところがヤクルト野村監督が「ホームラン」という判定に抗議をしたことで、審判の誤審で「エンタイトルツーベース」に変更。
タイガースも抗議し、試合は37分中断し延長15回までいって結果は引き分け。これでタイガースが優勝できずに2003年まで待つことになった。
今も破られないプロ野球最長の6時間26分なのである。

■今岡誠誕生(1974年)

今日の試合は、今岡誠抜きでは語られません。
不振で2軍落ちをして、今日の試合で1軍復帰。いきなり初回にホームランを放ち先制。その後ヤクルトに逆転され、9回裏に桧山のヒットを足がかりに矢野のタイムリーで同点。平野が敬遠され、最高舞台で今岡。
ボールをよく見て押し出しで3試合連続の逆転勝ち。
お立ち台で見た今岡スマイルは最高でした。

さあ、明日の朝が楽しみだ!
書いた人 RAILWAYSTATION | 編集長のボヤキ | - | - |



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